ハグー!

ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

妊活中に薬を飲むのは問題?気をつけたいことは?

   

cd989f59141f833b4eda38b73308aff8_s

妊活中に体調がすぐれないとき、自宅にある市販薬を飲んでしまった経験をもつ女性は、案外多いのではないでしょうか。

ですが、妊娠超初期の場合、自覚症状が出ないので、妊娠に気づかずに予防接種を受けてしまったり、薬を飲んでしまうと、お腹の赤ちゃんに悪影響が及ぶ可能性はゼロではありません。

そこで今回は、妊活中に薬を飲むことについて、一緒に考えてみたいと思います。妊活中に薬を服用することでの赤ちゃんへ影響や、服用を気をつけたい薬、予防接種についても、お話しします。

妊活中の薬による赤ちゃんへの影響は?

妊活とは、赤ちゃんを授かることを目的に活動することをいいます。そのため、始めるときには、女性は妊娠していません。

ですが、妊活中は妊娠する確率が高まっており、市販されている妊娠検査薬で陽性反応が出る前に、すでに妊娠が成立している妊娠超初期には、お腹の中で受精卵が猛烈な勢いで細胞分裂をくり返しています。

赤ちゃんにとって大事な器官がつくられるのは、妊娠4~7週といわれており、この間に不用意に薬を飲むと、赤ちゃんに悪影響が及ぶ可能性があります。妊娠4週だと、自分が妊娠している自覚がないママもいるので、注意が必要です。

そのため、妊活中は不用意に薬を飲まないよう、心がけるのが基本です。また、妊娠8週以降も、産婦人科で処方された薬以外は飲まないようにしましょう

妊活中の服用に気をつけたい薬とは?

市販薬でも、胃腸薬や風邪薬、痛み止めなどを、一時的に服用する分には、問題がないとされています。花粉症の薬も、同様です。

ですが、妊娠に気づかないまま、そうした市販薬を飲み続けてしまうと、含まれている成分によっては、お腹の赤ちゃんの発育不全や奇形がおこるリスクが高くなります

特に、妊娠4~7週の間に、ホルモン剤やワルファリン、向精神薬といった催奇形性の高い成分が入った薬を飲んでしまうと、赤ちゃんに奇形がおこる確率があがってしまいます。

妊活を始める際、すでに持病があり、薬を服用しているときには、主治医に妊活を始めることを伝え、妊娠後にも服用できる薬に変えてもらうよう、あらかじめ相談しておくことをおすすめします

妊活中の予防接種も気をつけたい

e08a2365c87c790c0aa3319478724b23_s

妊娠中に感染症にかかるのを防ぐために、妊活中に予防接種を受けようと考える女性もいることでしょう。ですが、妊活中は気づかずに妊娠していることを考えると、避けた方がよい予防接種もあります。

日本産婦人科学会が提唱する「産婦人科診療ガイドライン」によると、妊娠中の女性への生ワクチンの接種は、原則として禁忌とされています

生ワクチンには、BCG(結核ワクチン)やポリオ、麻疹、風疹、おたふく風邪、水疱瘡、黄熱などがあります。妊活を始めているなら、こうした生ワクチンの予防接種は控えましょう。

一方、不活化ワクチンの場合は、妊娠中でも受けることができます。A型あるいはB型肝炎やインフルエンザ、HPV(ヒトパピローマウイルス)などの予防接種は、受けても問題ないでしょう。

妊活中の薬については影響を確認してから

日本産婦人科医会では、「妊娠中は使用を避けたい薬」や「慎重に使いたい薬」について、ガイドラインを設けています。

抗菌剤や抗ウイルス剤、抗高脂血症薬、抗がん剤、睡眠薬、抗潰瘍薬、抗凝固薬、ホルモン剤、生ワクチンは、妊娠の可能性があるなら、避けたい薬です。それらに含まれる成分を知り、妊活中は服用しないように心がけるのが基本です。

そうした意味では、市販薬を飲むより、病院で妊活中であることを伝えたうえで、より安全な薬を処方してもらう方が無難です。かかりつけの先生に相談しながら、薬を服用しましょう

  関連記事

子宮内膜増殖症は癌に進行する場合も?原因や症状・治療法を教えます!

女性疾患には乳がんや子宮がんなどさまざまなものがありますが、子宮内膜増殖症という …

子宮腺筋症ってどんな病気?治療すれば赤ちゃんは産めるの?

婦人科疾患にもいろいろな病気があり、女性によく知られているものでいうと、子宮内膜 …

ルトラールを服用したら生理が遅れる、来ないのは正常?

ルトラールは不妊治療などに役立てられている薬です。女性ホルモンの一つであるプロゲ …

体外受精(IVF)の一つである胚盤胞移植とは?着床率は高い?

晩婚化が進む現代では、不妊治療を受ける夫婦の数も増加傾向にあります。国や地方自治 …

不妊治療で使われるプロベラ錠って、どんな薬?副作用はあるの?

不妊治療を行う際、ホルモン剤を処方されることが多いものです。プロベラ錠も、そうし …

生理不順にはどうしてなる?原因はストレスそれとも病気?治療法や対策はあるの?

生理不順だと突然生理がきて慌ててナプキンを用意したり、温泉旅行の計画なども立てづ …

不妊治療に使われる事も!?低用量ピル「トリキュラー」について

経口避妊薬といえば、その名の通り避妊する目的で使用されるイメージが先行しがちです …

妊娠しやすくなる身体づくりのコツとは?どうすれば妊娠するのか?

結婚すれば、自然と妊娠して子どもを産んでといった流れに当然なるものだと思われがち …

女性がかかりやすい性病(性感染症)ってあるの?不妊原因になる?

性病(性感染症)と聞くと、HIV(後天性免疫不全症候群)や梅毒、淋病などを思い浮 …

妊活中なら慢性化を避けたい、バルトリン腺嚢胞のこと

妊活をする上で、夫婦生活は不可欠です。その際に、重要な役割を果たす器官に「バルト …