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更年期障害に漢方薬は効く?飲むにあたっての注意点とは?

   

更年期障害とは、50代の女性がなるものと、思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。ですが近年、20~30代の女性に更年期障害がみられることがあるのです。

そこで今回は、更年期障害とは何か、どんな症状が出るのかについて、お話しします。また、更年期障害には漢方薬がよいとされているので、その種類や飲み方も紹介します。

更年期障害は心身のバランスを崩す原因になるので、きちんとセルフチェックをして、早めの対処を心がけましょう。

更年期障害って何?どんな症状が出るの?

更年期障害とは、閉経によって卵巣機能が低下し、卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌量が急に減少することでおこる、さまざまな症状の総称です。

日本女性が閉経する平均年齢は50歳とされており、その前後10年間が更年期とされています。

更年期障害にかかると、次のような症状があらわれます。

  • 汗をよくかく・のぼせる・ほてる
  • 記憶力や判断力の衰え
  • イライラする
  • 憂鬱になる
  • 寝つきが悪い・不眠
  • 耳鳴り
  • 頭痛
  • めまい
  • 動悸
  • 息切れ
  • 疲れやすくなる
  • 吐き気
  • 腹痛
  • 肩・腰・背中・手足の痛み
  • 手足の冷え
  • 頻尿
  • 肌の乾燥
  • 太る・痩せる
  • 抜け毛の増加 など

どの症状がどんなふうに出るのかは個人差があり、まったく感じない女性もいれば、日常生活に支障をきたす人もいます。

更年期障害のときにすすめられる漢方薬とは?

東洋医学では、「気」「血」「水」の3つの観点で、人におこっている不調の原因を見つけます。更年期障害は、気と血の問題なので、その不調を補う漢方薬を勧められます。

更年期障害の際に処方されることの多い漢方薬を、いくつか紹介しておきましょう。

当帰芍薬散

冷えの改善や貧血に効果があるとされています。

加味逍遥散

体力低下による疲れやすさやイライラ、肩こりの改善に用いられます。

桂枝茯苓丸

のぼせやめまい、頭痛などを改善してくれます。

温清飲

のぼせや神経の不良を、和らげてくれます。

半夏厚朴湯

気分が落ち込む、不安を感じるなど、精神的な不調を改善してくれます。また、のどがつかえる感じや、吐き気にも効果があるとされています。

効果を引き出す漢方薬の飲み方とは?

更年期障害の改善のために漢方薬を用いるときには、婦人科や漢方薬局で相談をして、自分の体質に合ったものを使うのが基本です。市販の漢方薬を買う前に、一度専門医に相談してみましょう。

そして、漢方薬の効果を最大限に引き出すために、水か白湯で飲んでください。漢方の煎じ薬は、土瓶などで煮詰めたものを飲みます。そう考えると、粉末になっている漢方薬も、水や白湯に溶かして飲む方が、より効果が高まりそうです。

漢方薬を飲むタイミングは、食前や食間が基本です。これは、漢方薬の原料が植物の根や皮に、鉱物を組み合わせることが多く、食事で摂取した成分によって、効果が薄れることがあるからです。

処方される漢方薬によって、飲むタイミングが異なるので、お医者さまの指示に従って服用しましょう。

効果が出るまでに時間がかかるので早めに対策を!

漢方薬は自然素材なので、化学的に合成された西洋薬より、副作用が少ないというメリットがあります。

ですが、あらわれる効果も、漢方薬は緩やかです。それは、漢方薬が人間の自然治癒力を高めることで、症状を改善するからです。

即効性はありませんが、毎日飲み続けることで、症状が軽減していきます。お医者さまに指示された通りに、漢方薬を飲み続けるようにしましょう。

また、更年期障害は加齢とともに誰にでもおこる変化です。治療を受けて症状を軽減させつつ、無理せずにゆっくり過ごすことを意識してください。

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