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若い人の出産と高齢出産にかかる費用の違いとは?高齢出産ならではの助成金があるって本当?

   

かつての日本では若年出産するのが当たり前で、専業主婦のママに育てられる子どもが圧倒的多数でした。

ですが、少子高齢化が進む現代、女性も貴重な労働力であり、男性同様に活躍できる場が広がっていることから、晩婚化が進んだことで、高齢出産が増え続けています。そして、若い人の出産と高齢出産では、出産にかかる費用が異なります

そこで今回は、若い人の出産と高齢出産にかかる費用の違いや、高齢出産ならではの助成金について、お話しします。

若年出産と高齢出産ではかかる費用が異なるって本当?

普通分娩で出産した場合の分娩費用については、若年出産でも高齢出産でも変わりはありません。ですが、自然妊娠率の高い20代のママに比べると、高齢出産に臨むママの多くは、不妊治療を行うケースが多いのです。

不妊検査や不妊治療は、健康保険適用外であることが多く、妊娠するまでに多額の費用がかかるご夫婦も少なくありません。また、妊娠後も、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などさまざまなリスクを抱えやすく、その治療のために費用がかかる側面もあります。そのため、トータルで考えると若年出産より高齢出産の方が、高額な費用がかかる確率が高いと考えられます

また、高齢出産は難産になりやすいので、吸引分娩や鉗子分娩などになり、費用がかさむこともあります。

高齢出産のママが受け取れる助成金とは?

一方で、高齢出産のママが受け取れる助成金もあります。

まず、「特定不妊治療費助成金」です。不妊治療開始時の年齢が43歳未満で、40歳未満は通算で6回、40~43歳未満は通算3回、特定不妊治療費助成金を受けることができます。ただし、夫婦の世帯年収が730万円未満で、助成限度額は1回15万円となっています。採卵ができなくて治療を中止した、あるいは採卵を伴わない凍結胚移植などは、1回7万5000円まで減額されます。

このほかにも、「妊婦健康診査助成」を利用できます。助成内容は、居住する地方自治体によって異なり、全額を無料で助成するところもあれば、所得によって助成割合を設定しているところもあります。

また、出産費用が用意できない場合は入院費を援助する「入院助産費用の援助」が、出産一時金の範囲内で無利子で出産費用を融資する「出産費融資制度」なども、利用することができます。

高齢出産のママが知っておきたい、助成金の申請方法

こうした助成金の窓口は、地方自治体になっています。そのため、居住する市区町村の役場の担当窓口に申請をすることになります。書式や受付期間も、地方自治体ごとに異なりますので、まずは役場に問い合わせてみましょう。

ただし、特定不妊治療助成金に限っては、指定された医療機関でなければ助成を受けられません。治療の証明がないと助成金はおりませんし、申請は治療後しかできません。そのため、不妊治療にかかる費用は、全額自己負担する必要があります。また、申請期間も治療後60日と短くなっているので、治療を始める前に必要書類を用意し、指定された医療機関で治療を行う段取りをしておかなければなりません。不妊治療をして高齢出産に臨む予定のママは、しっかり覚えておきましょう。

高齢出産にはデメリットもあることを理解しておこう

見た目がどんなに若くても、妊娠適齢期を過ぎ、高齢出産に臨むママの卵子は老化しています。そのため、妊娠しても染色体異常で化学流産する確率が高くなります。また、母体にかかる負担も大きく、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などを発症するリスクがあります。

仕事と育児を両立したいと思っていても、母子の健康を守るために、諦めざるをえないママも少なくありません。そうしたデメリットも理解したうえで、不妊治療をしても高齢出産に臨むのかどうか、夫婦でしっかり話し合っておく必要があります。

また、妊娠から出産までかかる費用も、若年出産より多くなることを念頭に置き、準備しておくことをおすすめします。

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