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性器クラミジアってどんな病気?その検査方法は?

   

性感染症と聞くと、遊んでいる男女がかかるものと、思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。

ですが、自分は1人としか性交渉を持っていなくても、その相手がすでに性感染症に感染していれば、感染する可能性は十分にあります。そして、性感染症の中でもよくみられるのが「性器クラミジア」です。

そこで今回は、性器クラミジアとは何か、原因と症状、治療法について、お話しします。性器クラミジアを放置すると、不妊原因になることもあるので、知識として覚えておきましょう。

性器クラミジアって何?その原因は?

性器クラミジアは、クラミジアトラコマチスという細菌に感染することでおこります。性感染症の中でも、特に感染者が多い病気です。

性器クラミジアの感染経路は、性行為によって粘膜同士が接触することや、精液や膣からの分泌物です。そのため、あらゆる行為によって感染するリスクがあり、性器だけでなく、咽頭から感染することもあります。

性器クラミジアはきちんと治療を行えば、完治する性感染症です。そのため、性器クラミジアへの感染にいち早く気づき、自分だけでなく、パートナーも一緒に治療することが大事です。

また、性器クラミジアに感染すると、HIV(後天性免疫不全症候群)への感染リスクが高まるとされています。年間の患者数も2万人を超えているので、身近な性感染症と考えた方がよいでしょう。

性器クラミジアで症状が男女で違うの?

性器クラミジアに感染したときにあらわれる症状は、男性と女性では違います。性器クラミジアは、男性の方が自覚症状はあらわれやすいのです

男性の症状

感染初期に症状はみられませんが、尿道炎や副睾丸炎の発症につながるので、尿道から膿が出る、排尿痛を感じる、かゆみ、性器周辺の腫れ、発熱などがおこります。

女性の症状

一方の女性は、性器クラミジアに感染しても、ほとんど自覚症状がありません。中には、おりものの量や状態が変化したり、不正出血や性交痛、下腹部痛がおこることがあります。クラミジアトラコマチスが子宮頚管や腹腔内に侵入すると、子宮頚管炎や卵管炎を発症することもあります。

また、性器クラミジアが性器ではなく、咽頭に感染した場合は、男女問わず、咽頭炎や扁桃腺炎を発症します

性器クラミジアの検査方法と治療法を教えて!

性器クラミジアは、感染後2~3日経過で、検査することができます。検査方法は、男性は尿検査女性はおりもので検査します。

もし、性器クラミジアへの感染が認められた場合は、すぐに抗生物質の服用を始めます。抗生物質を飲む期間は、1日の人もいえば、1週間以上になることもあります。その後、再検査をして陰性になれば、完治となります。

ですが、パートナーが同時に治療をしていなければ、自分が完治しても、再び感染することになります。そのため、二人とも治療を受け、お互いに陰性が確認できるまで、性行為は控えるのが大原則です。

また、性器クラミジアに感染してから時間が経ち、ほかの症状があらわれている場合には、炎症を抑える治療を行うこともあります。

不妊原因にもなるので早期に治療を心がけよう

性器クラミジアに感染し、子宮頚管炎や卵管炎を発症したことが原因で、卵管閉塞がおこることがあります。これは、不妊原因となります。そして、性器クラミジアに感染すると、子宮外妊娠の発症リスクも高くなります

また、妊娠中に性器クラミジアに感染すると、流産や早産を引きおこしたり、赤ちゃんが分娩時に産道感染することで、結膜炎や肺炎を発症することもあります。

抗生物質を服用すれば、完治が可能な性感染症なので、感染がわかったときにはすぐにパートナーに話し、一緒に治療を受けることを徹底してください。

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