ハグー!

ママと赤ちゃんのための大切な1シーン

子宮筋腫は大きさや場所の違いで治療法が変わるって本当?その目安とは?

   

子宮筋腫という言葉を女性なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

子宮筋腫は女性の代表的な疾患です。特に命の危険があるわけではありませんが、出来た場所大きさによっては体に深刻な症状があらわれてしまいます。

良性の腫瘍ではありますが、特に妊娠出産を望んでいる場合は、早期の治療が必要となります。

場合によっては手術をしなければならないこともあるでしょう。ここでは子宮筋腫とは一体どのようなものなのか、ひも解いていましょう。

子宮筋腫とはどんな病気なの?

子宮筋腫の種類は「筋層内筋腫」「漿膜下筋腫」「粘膜下筋腫」と3つあります。

まずは筋層内筋腫ですがこれは最も発症することが多く全体の6~7割程度と言われています。

次に多いのは子宮壁の外側に出来る漿膜下筋腫です。約2~3割はこの漿膜下筋腫なのですが最も症状は軽く、小さいうちは症状はあらわれにくい筋腫です。ある程度大きくなったときにはじめて症状が出てきます。

外側に向かって成長していくので周囲の臓器を圧迫することで症状が出てきます。

そして3つめは粘膜下筋腫です。これは子宮の内側に出来るので小さなものでも子宮内膜が増大することにより、月経量が多かったりだらだら続いたり、また貧血などの症状が出ます。

また内側に出来ることで妊娠もしづらくなったりと、一番身体に大きな症状を表すのがこの粘膜下筋腫でとてもやっかいなものです。

子宮筋腫が出来る場所や大きさはどう変化しているの?

子宮筋腫ができる場所や大きさは人それぞれです。中には多発性といって、ひとつではなく無数の筋腫が出来てしまう場合もあります。

また、子宮筋腫は女性ホルモンが大きく関係しています。子宮筋層の中に出来る筋層内筋腫の場合、小さいうちは自覚症状はありませんが、ある程度の大きさになってくると子宮内膜が引き伸ばされていくことで症状が出てきます。

漿膜下筋腫の場合では子宮外壁に出来るので月経量が増えるなどの症状はありませんが、大きくなってくると周囲の臓器を圧迫することで症状が出てきます。最後に粘膜下筋腫ですが、これが一番厄介と言われています。

どんなに小さくても子宮内膜に出来るので月経量が増えたりだらだら続いたりします。子宮筋腫は女性ホルモンが大きく関係しているので、月経がある年代の女性では次第に大きくなっていくことが多いです。

子宮筋腫が出来た時の大きさの目安ってどれくらいなの?

大きさの目安は出来る場所によっても変わってきます。ですが、月経量が増えたりだらだら続くなど不快な症状が出たり、妊娠や出産を望んでいる場合はその大きさや場所によっては先に手術するなどした方が良い場合もあります。

子宮筋腫は大きさによっては自覚症状がないことも多いので、婦人科健診ではじめて指摘されるケースもとても多いです。

時には自覚症状がなく妊娠して初めて、受診をしてみると筋腫があることが分かり驚かれた方もいることでしょう。

筋層内筋腫や漿膜下筋腫においては数センチとそれほど大きくなければそのままにするケースも多いですが、粘膜下筋腫の場合は1センチとたとえ小さいものだったとしても、その症状は劇的にあらわれます

月経量が増えたり、妊娠しづらかったり、例え妊娠しても流産してしまうこともあるので、妊娠出産を望む場合先に手術した方が良いと言われています。

場所や大きさで治療が変わるって具体的にどういうこと?

治療法は年齢や妊娠・出産を望むかなどによっても大きく異なってきます。もうじき閉経になるという人や、手術をする前に筋腫の大きさを小さくしておく場合などはホルモン療法がとられることが多いです。

月に1回リュープリンという注射を打ったり、1日に数回点鼻薬を使うこともあります。

これは子宮筋腫の成長を止めるため女性ホルモンの分泌をコントロールするもので、決して根本的な治療というわけではありません。

また妊娠、出産を望んでいれば、その子宮筋腫が妊娠を阻んでいると考えられている場合手術を勧められることもあります。

手術にもいくつか方法があり、開腹腹腔鏡手術、また子宮鏡手術など、子宮筋腫が出来ている場所や大きさ、状態などによって最適な方法を選択することになります。

しかし妊娠、出産を望んでいる場合でも、まだ小さく影響がないと考えられる場合には特に治療せずに経過観察することも多いものです。

子宮筋腫を患っても治療すれば妊娠は可能?

子宮筋腫は女性にとても多い疾患です。

子宮筋腫をかかえたまま妊娠、出産をしている女性は世の中にはたくさんいます。例え一番妊娠に影響があると言われている粘膜下筋腫を患ったとしても、それを取り除けば妊娠する可能性とても高くなります。

決してあきらめないで欲しいです。婦人科の門をたたけば、自分にあった最適な治療法を選択することが出来ます。

治療法はたくさんありますし医療の精度は高まっているので、妊娠を考えている方には是非婦人科へ足を運んでいただけたらと思います。

  関連記事

骨盤矯正が不妊に効果があるって本当?自宅でもできる?

妊活してもなかなか赤ちゃんを授からない原因の一つに、骨盤の歪みがあることを知って …

生理前は子宮口の位置が下がる!降りてくる理由やチェック法は?

生理周期中に子宮口の位置が変化していることをみなさんは知っていますか?子宮口の位 …

AMH検査(卵巣年齢検査)で何がわかるの?検査方法とその費用のこと

子どもを望むご夫婦の約16.4%が、不妊検査や不妊治療を受けているという報告があ …

当帰芍薬散が不妊に効果があるって本当?妊娠しやすくなる?

女性の聖薬と呼ばれる、漢方薬があることを知っていますか?その名を、「当帰芍薬散」 …

赤ちゃんの性別に希望があるなら産み分けゼリーを試してみては!?

女の子が欲しい!男の子が欲しい!という方におすすめの産み分けゼリーとは? 1人目 …

近年増加傾向にある、閉塞性無精子症について

男性不妊の原因である「無精子症」という名前は、みなさんも一度は聞いたことがあると …

排卵検査薬は通販で購入できる?注意点や日本製と海外製の違い

排卵日検査薬は病院や調剤薬局のほか、処方箋の受付を行っているドラッグストアでも購 …

妊活中だからちゃんと知っておきたい!排卵日の計算方法とは?

赤ちゃんが欲しくて妊活中なら、より妊娠確率をアップするために、排卵日を予測したい …

不妊治療中に卵管通水検査を進められたけどどんな検査?検査内容とその後の妊娠の確率は?

女性が原因の不妊症の中に、「卵管閉塞(卵管狭窄)」があります。受精するためには、 …

不妊治療に助成金が出るって本当?医療費控除はできるの?

夫婦の6組に1組が、不妊の検査を受けたことがあるといわれるほど、不妊治療は珍しい …