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生後2カ月までしか見られない!?ギャラン反射とは?

   

生まれたばかりの赤ちゃんでも、教わらなくてもできることが、たくさんあります。

おっぱいを加えて母乳を飲む、ママやパパの指が赤ちゃんの手のひらに触れると握るなどが、その実例です。

こうした赤ちゃんの動きを、「原始反射」といいます。

原始反射とは、特定に刺激に対して反射としておこる行動のことで、赤ちゃんの意志には関係ありません。

そうした原始反射の一つに、「ギャラン反射」があるのです。

そこで今回は、ギャラン反応とは何か、いつから見られるのか、どうしておこるのかについて、お話しします。

ギャラン反射って何?いつから見られるの?

ギャラン反射とは、赤ちゃんをうつ伏せの状態に寝かせ、ママやパパの指先で肩甲骨から背骨まで上下にゆっくりこすると、こすった方向に身体をグネッと曲げる原始反射のことをいいます。

ガラント反射」や「側彎反射」といわれることもあります。

ギャラン反射は、実はママのお腹にいるときからおこっているといいます。

妊娠32週目を過ぎると、ママの胎内で赤ちゃんはギャラン反応をくり返しており、生まれたばかりの新生児にも見られます。

そして、病気や障害がない限りは、生後2カ月の間に、自然に消失していきます

ギャラン反射に限らず、原始反応は成長とともに自然消失するものなので、いつまでも残っているようなら、何らかの異常がおこっている可能性が高いです。

どうしてギャラン反射がおこるの?

ギャラン反射は、胎内で赤ちゃんが運動をするときに大切な反射です。

子宮内でギャラン反射をくり返すことで脳の前庭組織を刺激し、発達を促します。その結果、身体のバランス感覚が身についていくのです

そのため、生後1カ月と生後3カ月の赤ちゃんを対象にした乳児健診では、ギャラン反射の有無をチェックされます。

生後5週を過ぎても、ギャラン反射が消失しない場合は、首や腰の座りが遅れることがあるそうです。

また、ギャラン反射がいつまでも残っていると、年齢を重ねるにつれ、脊柱側弯症を発症することもあります。

もし、お子さんにギャラン反射がいつまでも残っているようなら、脳に異常がおこっている可能性もあるので、一度小児科で相談してみることをおすすめします

ギャラン反射が見られないときはどうしたらいいの?

我が子にギャラン反射が見られないときと思ったときには、まず正しい方法で背中をこすってみることをおすすめします。

ママやパパの太もものうえに赤ちゃんを乗せるなど、きちんとその動きを確認できる状態で、背骨の外側から、上下にゆっくりと背中をこすってみてください。

生後5カ月までは、消失しなくても問題はありません。

ですが、中にはまったくギャラン反射が見られない赤ちゃんもいます。その場合は、背骨に異常が見つかることが多いです。

また、生後6カ月を過ぎてもギャラン反射が見られないときには、脳性麻痺や発育上の障害が疑われます

まずは乳児検診などで小児科医や保健師さんに相談し、そのうえで医療機関を紹介してもらって、診察を受けてみることをおすすめします。

ギャラン反射がおこるかどうか、試してみよう!

インターネットで動画検索をかけると、赤ちゃんがギャラン反射をしている、かわいらしい様子がたくさんアップされていることがわかります。

その方法を確かめることで、我が子のギャラン反射を確かめるやり方が理解できるはずです。

まずは、原始反射であるギャラン反射がおこっているかどうか、一度試してみましょう

そして、ギャラン反射がおこらない、あるいは大きくなっても消失しない場合は、そのまま放置せず、医療機関や保健センターなどに相談してみてくださいね。

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