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おたふく風邪になる前に!予防法やかかってしまった時の対処法について

   

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感染性の病気としてよく耳にする「おたふくかぜ」。子どもの時に罹ったことがある人も多いのではないでしょうか?

おたふくかぜと言えば、まさしくおたふくにように顔が腫れる症状を思い浮かべますが、実はこわい合併症を引きおこす可能性もある病気です。そのためなるべく子どもが罹らないように予防する必要があります。

今回はこのおたふくかぜについて、どのような病気でどんな症状、合併症が出るのか、予防法や治療法について紹介します

よく聞くけど、おたふく風邪ってどんな病気?人に感染するものなの?

おたふくかぜは流行性耳下腺炎ともいい、耳の下からあごにかけて、頬の下が腫れて痛む病気です

ムンプスウイルス(おたふくかぜウイルス)に感染することで、耳の下にある耳下腺が炎症をおこしておこります。腫れた顔がおたふくのように見えることから、おたふくかぜと呼ばれるようになりました

潜伏期間は16~18日と言われています。おたふくかぜは2~7歳の幼児が罹りやすく、春から夏にかけて多くみられる病気です。生後6か月未満の赤ちゃんが罹ることは比較的少なくなっています。

一度感染すると、生涯免疫が出来るので、その後感染することはありません。耳下腺だけでなく、顎下腺や舌下腺といった他の唾液腺にまで炎症が広がると、顎の下まで腫れてしまうこともあります。

おたふく風邪の症状は?初期症状などもなにか出るの?感染経路はどこから?

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おたふくかぜの症状は、耳の下からあごにかけて頬の下が腫れて、痛みが出ます。片方だけ腫れることもありますが、約半数の人が数日後には反対側も腫れてきます。腫れと痛みのピークは2~3日目のことが多く、1週間~10日ほどで治ります。

腫れだけではなく、38~39度の高熱が出ることもありますが、約半数は発熱を認めません。頭痛や倦怠感を伴うこともあります。またムンプスウイルスに感染していても、ほとんど症状が出ない場合もあります(不顕性感染といいます)

大人がかかると合併症になる可能性が高くなります。おたふくかぜは様々な合併症が出る病気です。特に多い合併症は、無菌性髄膜炎で、おたふくかぜに罹った子どもの約10%が罹るとも言われています。

発症して4~10日経っても解熱せず、強い頭痛や嘔吐などの症状を認める時は、この無菌性髄膜炎や脳炎の可能性があり、注意が必要です。また強い腹痛を訴える場合は、膵炎を合併している可能性もあります

思春期にかかると、精巣炎や卵巣炎などを合併することもあります。精巣炎や卵巣炎が原因で、不妊症となる場合もあります。また難聴を引きおこす場合もあります。耳が聞こえづらいなどの症状があれば、聴力検査を受けるようにしましょう

ムンプスウイルスに感染する感染経路としては、既に感染している人のせきやくしゃみから感染する飛沫感染です。

おたふく風邪にも予防接種があるの?費用や受けられる期間、受ける回数は?ワクチンによる副反応などはあるの?

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おたふくかぜは予防接種を受けることで防ぐことが出来ます。現在おたふくかぜの予防接種は任意接種になっていますが、おたふくかぜに罹ると怖い合併症になる可能性もあるため、なるべく予防接種は受けた方がいいでしょう

予防接種では、ムンプルウイルスを弱体化した生ワクチンを投与します。1歳以降の子どもが受けることができ、2回接種が推奨されています(1回接種よりも確実に抗体が作られるため)。

1回目の接種後2~4年経過してから、2回目の接種を行うと効果的です。

おたふくかぜの予防接種は任意接種のため、費用は自費になります。費用は予防接種を受ける病院によって異なりますが、5~7千円のことが多いようです。

副反応として、2~3%の割合で接種後2~3週間してからおたふくかぜに罹った時と同じような症状が出ることがあります。

また無菌性髄膜炎が発生することもありますが、これは大変まれで、予防接種ではなく自然におたふくかぜに罹った時に比べると、発生頻度ははるかに低く、症状も軽くてすみます

おたふく風邪になってしまった場合の対処法は?保育園や学校へは行けないの?

子どもの耳の下からあごにかけて腫れを認める場合は、小児科を受診しましょう。おたふくかぜに対する特効薬はありません。発熱時は解熱剤、腫れや痛みが強い時は鎮痛剤を処方してもらうこともできます。

頬が腫れて痛がっている時は、子どもが嫌がらなければ冷たいタオルなどをあてて冷やします。そうすることで、痛みを和らげることが出来ます。

耳下腺や他の唾液腺が腫れて痛みがあると、ミルクの飲みが悪くなったり、食欲が落ちたりします。脱水症状にならないように注意し、水分をしっかりと与えるようにしましょう

また唾液が分泌されにくくなり、食べ物を消化する力も弱まっています。食べ物を噛むと余計に痛むため、食事はなるべく消化がよく、柔らかくて食べやすいもの(スープやプリンなど)を用意してあげるといいでしょう。

口の中が荒れやすくなっているため、食後には白湯やお茶を与えて、口内を清潔にしてあげてください

おたふくかぜに罹った場合、耳の下が腫れる数日前から発症後5日目くらいまでは唾液腺からウイルスが排出され、人に感染する可能性があります

そのため、保育園や幼稚園、学校へは、耳下腺が腫れて5日後を過ぎ、体調が良ければ登園、登校可能になっています

かかってしまった場合は早めの対処が必要

このように、おたふくかぜは一度罹ると重症な合併症がおこることもあり、大変こわい病気です。任意の予防接種ですが、忘れずに子どもに受けさせてあげるようにしましょう。

またもしママもおたふくかぜに罹っておらず、予防接種も済ませていない場合は子どもと一緒に受けることもできます

またもし子どもがおたふくかぜに罹ってしまった場合は、合併症に伴うような症状が出ていないか注意して観察するようにしましょう。もし気になる症状がある場合は、なるべく早くに小児科を受診することが大切です

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