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子供がタオルを離さないのは問題?その心理と対処法は?

   

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2歳前後の子供が、お気に入りのタオルや毛布、ぬいぐるみなどを手放せず、移動のたびに肌身離さず持ち歩くことが、よくあります。

家の中であれば、ある程度、大目に見ることができても、外出先まで持って行こうとするのは困るというママも多いのではないでしょうか。ですが、子供からそれらを取り上げようとすると、大声で泣きわめき、余計に執着することも少なくありません。

そこで今回は、なぜ子供がタオルなどを離さないのか、その原因や対処法について、お話しします。

子供がタオルを離さない「ブランケット症候群」とは何か

子供がお気に入りのタオルや毛布、ぬいぐるみなどを手放さない状態を、「ブランケット症候群」といいます。

日本でも人気のスヌーピーに出てくるキャラクターが、いつも毛布を持ち歩いていることから、「ライナス症候群」といわれることもあります。

症候群という文字がつくと、病気なのではないかと思うママもいそうですが、これは成長の過程でおこる、健全な現象なので心配ありません。そのため、基本的には治療することもないのです。

こうした、乳幼児がこだわる特定のもののことを、「移行対象」といいます

それまではママに密着した世界にいた子供が、外界に適応しようとするときに、みられる状態なのです。そのため、赤ちゃんのときからずっと使っているものが、移行対象になりやすいのです。

ブランケット症候群になる原因は?

赤ちゃんがいる世界は、自分が泣くことでママが要求を満たしてくれるので、全能感に満ちたものでした。

ですが、子供が成長するにつれ、現実世界を知るようになり、少しずつ外界に適応しようとします。全能感を失う寂しさや恐れと、外界に対してふくらむ好奇心と不安という、両極端な感情をもつときに、移行対象を必要とするのです。

移行対象をもつことで、ママに守られている安心感と同じような気持ちを感じることができるといいます。

つまり、子供が不安やストレスを感じたときに、移行対象を持ち歩くことで、それらを解消するために、ブランケット症候群になるのです。子供が成長する過程で、誰にでもおこりうることなので、必要以上に心配することはありません

ブランケット症候群はいつまで続く?対処法は?

ブランケット症候群がいつまで続くかには、個人差があります。

幼稚園入園など、大きな節目があったときに、あっという間に手放す子供もいれば、いつまでも移行対象を持ち歩く子供もいます。また、子供が成長し、夢中になれる遊びやたくさんの友だちに出会い、いろいろな経験をするうちに、突然、執着しなくなるケースもあります。

中には、持ち歩くことはなくても、自分の部屋にいつまでも、お気に入りのタオルや毛布、ぬいぐるみを置き続ける子供もいますが、無理に卒業させることはありません。心の拠り所があることで、精神的に安定するなら、わざわざ治療をする必要はないのです。

唯一の対処法は、黙って見守ってあげること、覚えておきましょう。

子供がタオルを自然に離すまで、見守ってあげよう

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移行対象の意味を理解すると、自分が子供と関わる時間を増やして、タオルや毛布、ぬいぐるみなどを持ち歩かずに済むようにしたいと、考えるママもいるかもしれません。

ですが、ブランケット症候群は、子供が自立に向かって歩き始めたから、おこる現象です。

一時的なものであると理解して、子供の気持ちを尊重してあげましょう。無理に移行対象から卒業させようとするのではなく、自然に卒業するのを待ってあげてください。

そして、ママは子供にとって常に、いつでも帰れる安全基地として、温かく見守ってあげましょうママの側にきたら優しく抱きしめ、「大丈夫。怖くないよ」と伝えてあげれば、子供はまた外界に目を向けます。

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