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小児期崩壊性障害とは?成長の退行がおこる発達障害の症状

   

発達障害の中で自閉症スペクトラム(ASD)に分類される小児期崩壊性障害

1908年にオーストリアの学者であるヘラーが6つの症例を最初に報告したことから始めは”ヘラー症候群”などとも呼ばれていました。子供における有病率約10万人に1人で、女の子よりも男の子に多い病気だと言われています。

はっきりした原因が解明されていないため、対処もまだ難しい段階ですが、少しでもどんな病気であるかを理解する糸口になれば幸いです。

小児期崩壊性障害の特徴や原因は?他の発達障害との違いは?

広汎性発達障害の1つである小児期崩壊性障害の1番の特徴は、言葉が無くなることです。

2歳位までは普通に育っているので判りませんが、覚えていた言葉も失ってしまいます。

また、対人反応にも異常が現れます。

小児期崩壊性障害の原因は現段階では解明されていません。

しかし、脂質代謝異常亜急性硬化性全脳炎結節性硬化症副腎白質ジストロフィー(ALD)異染性白質ジストロフィー(MLD)、等の病気と関連付いているのではないかと考えられています。

自閉症と似た症状が見られます。

しかし自閉症発達の遅れが認められる点では同じですが、自閉症は一度習得した技能を失う対抗の症状は見られない点において違います。

発達障害の一種、小児期崩壊性障害ってなに?

小児期崩壊性障害(CDD)とは、2歳から10歳の間まで順調に育っているように見えた子供が、ある程度異常なく発達した後に、ある時期を境に退行していき、知的言語社会性においての機能が崩壊したり喪失したりする障害です。

機能や能力の退行はおよそ半年ほどでストップしますが、機能がかなり低い水準まで退行してしまいます。

そうすると自閉傾向周囲への無関心常同行動特定のものへのこだわり”等が出てきて、一見自閉症によく似た状態になります。

進行性の発達障害なので、他の発達障害よりも症状は重症化し、中度から重度の精神発達遅延になるケースが多くなっています。

また、障害に渡って介護が必要となります。

発症率は10万人に1人と言われており、男の子の方が女の子よりも4~8倍多いと言われています。

発症するまでは他の子と何ら変わりなく成長している為、発症後とのギャップがあまりに大きく、両親が大きなショックを受けがちな障害です。

小児期崩壊性障害に似ている障害とは?

この小児期崩壊性障害に似ている障害をいくつかご紹介します。

小児統合失調症認知症自閉症があげられます。

統合失調症は、妄想や幻覚などの症状が続く疾患で、ほとんどの場合が思春期以降に発症するのですが、ごくまれに幼児期に発症することがあります。

小児統合失調症の症状の仲にも感情的な反応に欠如が現れるなど、小児期崩壊性障害と近い症状が出る場合があります。

また、次に似ている障害として成人期においての認知症があげられます。

しかし、小児期崩壊性障害は身体的な要因ではない事や、自閉症の典型的特徴が見られる点において認知症とは違っています。

自閉症にも似た障害の1つです。

しかし、自閉症も発達の遅れが見られる点では共通していますが、1度習得した技能を失う退行の症状は見られないため、似ているけれども異なった障害として位置づけられます。

どの障害も似ている点はあるものの、異なる点もあるため医師の診断が必要になります。

小児期崩壊性障害の症状や原因は?

小児期崩壊性障害は、2~10年ほど正常に発達した後で、知的分野・言語分野・社会性分野をはじめとする日常的な行動などの後退が始まり、それが行動の崩壊言葉の消失に繋がっていきます。

発症の直前の特徴としては”イライラしたり怒ったりする””言うことを聞かない””不安がる”などの様子が見られることです。

しかしながら、幼児期にはこのような症状が出る時期はある為、ここで”小児期崩壊性障害なのでは?”と考える人はほとんどいないでしょう。

この時点ではまだ判断がつかないからです。

後退がおこるものには表出面受容面の言語能力対人関係やそれに伴う適応行動能力排尿排便の能力遊びへの興味運動各種に関する能力があり、2項目当てはまると疑いがあるとみられます。

原因については神経疾患代謝疾患が関連しているのでは、などいくつか説はあるものの、特定には至っていないため現時点では明確な原因は不明です。

小児期崩壊性障害かも?と思ったら何科へ行けばいい?治療法は?

小児期崩壊性障害を疑う症状が出たら、医療機関や専門家に判断してもらうことをお勧めします。

いきなり病院に行くのに抵抗がある場合は、保険センター子育て支援センター自動発達支援事業所発達障害者支援センターなどから相談すると良いでしょう。

医療機関であれば、小児科精神科児童精神科小児神経科心身医療科診療内科発達障害外来などになります。

治療法は原因も不明なため、明確にはないのが現状です。

今のところは行動療法によって日常生活に必要なことを学習させながら、薬物療法日常生活に支障をきたす症状(自傷他害や問題行動、発作など)を抑えることになります。”

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