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子どもの絵から深層心理を読み解ける?アートセラピーの魅力とは?

   

みなさんは、最近話題の「アートセラピー」のことを知っていますか?アートセラピーと聞くと被験者に絵を描かせ、そこに隠された感情を読み解くといった心理療法を思い浮かべるひとも多いかもしれません。

アートセラピーを子どもに用いることで、言葉には出せない感情や思いを感じることはできそうです。

そこで今回は、アートセラピーとは何か、その方法とメリット、絵の読み解き方などについて、お話しします。家庭でもできますので、機会があればぜひ取り組んでみてください。

アートセラピーって何?その方法は?

アートセラピーとは、1940年ころにイギリスやアメリカで絵画療法・芸術療法としてスタートしたのが始まりです。結核の診療所や精神病院に入院している患者さんに、画家が絵を描かせたことで治療効果がみられたことから、発展したといわれています。

実はアートセラピーの領域は、絵画に限定されません。箱庭療法やコラージュ、陶芸、音楽、ダンスなど芸術分野はすべて、アートセラピーに分類されます。ここでは、最もポピュラーなアートセラピーの方法を、一つ紹介しておきましょう。

それは「S-HTPテスト」といわれるものです。白い画用紙に「家」「木」「人間」の3つを描くというものです。

用意するのは、画用紙と12食入りのクレヨンだけです。そしてお子さんに、3つの要素を好きなクレヨンを使って描いてもらいます。所要時間は、20~30分が目安です。

アートセラピーを行うメリットとは?

では子どもにアートセラピーを行うことで、どんなメリットがあるのでしょうか。

まずリラックス効果があることです。絵を描く、粘土をこねる、ハサミでものを切る、ノリで貼るといった作業は、算数や国語の勉強をしているときと使われる脳の部分が違います。

そのため、いつも使われている脳が休まるので、すっきりした気分を味わいやすいのです。

次に心に抱えた傷を癒す効果があることです。言葉で表現できずに抑圧された感情を、絵に描くことで解放することができるのです。また感情の赴くままに描いた絵を他者に見せ、受け入れてもらうことでも、心の傷は癒えていきます

特に幼児は自分の気持ちをパパやママに言葉で上手に伝えるのは難しいので、アートセラピーが有効だと考えられています。

子どもの絵の読み取り方とは?

では子どもの絵を読み取るには、どうしたらよいのでしょうか。

まずお子さんの絵の全体の雰囲気と色を見てみましょう。明るい絵と感じるか、暗い色が多いと感じるか、細部まで描けているかなど、最初にどんな印象を受けたかを覚えておきます。

それから、筆圧や線、構造に目を向けます。筆圧は内なるエネルギーがあらわれるもので、強ければ強いほど活発的です。線は気持ちのあらわれで、力強いほどに自己主張が強くなります。

その後、絵の細部に目を向けます。「家」は、その子の理想の環境や居場所をあらわすといわれています。紙面の3分の1以上を家が占めているときには、家の居心地やよく内向的な傾向が、窓やドアが描かれているときには社交的な傾向があるのだそうです。

「木」は、内面的な自分をあらわします。大きければ自信家、普通なら協調性を大切にする子、小さいなら心配性あるいは委縮している子と考えられます。

「人間」は、ときに意識的な自己像、あるいは身近なひとが描かれます。大きさや本人との距離感で、相手に対する感情を読み取れます。

自宅でもアートセラピーをやってみよう!

アートセラピーは、自宅でも行うことができます。お子さんの言葉にならない気持ちを知りたいなら、試してみる価値はあります。ですが、自宅でアートセラピーを行うときには、気をつけてほしいポイントがあります。

それは、お子さんが描いた絵を評価しないこと、描いているときもできあがったときも描かれたものを決めつけないこと、絵を描く最中に書き方を教えないことです。

これを守って、アートセラピーを自宅で行い、お子さんとのコミュニケーションとのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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