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おりものの変化で妊娠に気づける!?生理前と妊娠超初期のおりものの違いとは

   

妊活に励んでいる女性の多くは、生理予定日が近づくとドキドキするのではないでしょうか。

なかにはフライング検査をしてしまう人もいますが、市販の妊娠検査薬で正確な判定を行うには、生理予定日の一週間後まで待つ必要があります。結果がはっきりしない状態で過ごすには長い期間かもしれませんね。

ですが妊娠検査薬の使用日前でも、実は「おりもの」の変化から、妊娠しているかどうかの予測を立てることができるのです。今回は、そんな妊娠前に特徴的なおりものの変化や、普段の生理前との違いについてもお話ししていきましょう。

「おりもの」ってどうして出るの?

おりものとは、子宮や膣などにみられる粘り気のある液体のことで、性交のとき以外に出る分泌物の総称です。

下着が汚れるなどの不快感に悩む女性も多いでしょうが、実はこの「おりもの」のうるおいには大事な役割もあるのです。

  • 子宮への細菌の侵入を防ぐ
  • 雑菌を洗い流す自浄作用を保つ
  • 性行為の擦れによる痛みや不正出血を防ぐ

また女性の生理周期や妊娠には、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)が大きく関わっており、それらの女性ホルモンの影響により、おりものの状態も変化していきます

生理前と妊娠超初期のおりものの違いは?

受精卵が着床すると女性の身体は変化します。たとえば基礎体温では、普段の生理と異なり高温期が続きます。そのほか、冒頭で述べたように、おりものの変化によっても妊娠しているかどうかを予測することができるのです。

ここでは生理前と妊娠超初期のおりものの違いについて説明していきます。

生理前のおりものの変化とは

女性の生理周期は、生理が終わった直後から排卵前までの「卵胞期」、排卵日前後の「排卵期」、排卵後から生理が始まるまでの「黄体期」、そして生理の起こる「月経期」に分かれます。

卵胞期

卵胞期の前半は最もおりものの量が少なく、乳白色で、粘り気がなくサラッとした水のような状態です。排卵期が近づくと、徐々に量が増えていきます。この卵胞期から排卵日までのおりものの変化には、エストロゲンの分泌量が大きく影響しています。

排卵期

最もおりものの量が増える時期です。水分が多く透明な、卵白のようなおりものが2~3日続きます。この状態は受精に最適とされており、指にとると7~10cmも伸びることから、俗に「ノビオリ」とも呼ばれています。

排卵が起こる頃に、おりものが薄いピンク色になることもありますが、これは排卵出血という生理的な現象なので心配いりません。ただし出血が5日以上続くなどの場合は、何らかの病気の可能性が考えられるので、婦人科で診てもらいましょう。

黄体期

排卵を迎えると、おりものは白濁し、ドロっとした粘り気のある状態に変化し、においも強くなっていきます。また分泌量は排卵後にいったん減りますが、生理(月経期)が近づくにつれ増えていきます。排卵日から生理前までのおりものの変化には、プロゲステロンの分泌量が大きく影響しています。

おりものの状態や分泌量は個人差が大きいものなので、上記のような平均的な変化とは異なるひともいます。その場合でも、自分なりの傾向を知っておくことで、妊娠や病気などの異変に気付きやすくなるでしょう。

ただし、あまりにも日常的に量が多い、見た目や感触に違和感があるなど、気になることがあれば婦人科の検査を受けてみましょう。

妊娠超初期のおりものの変化とは

では次に、妊娠した場合のおりものの変化について紹介しましょう。女性ホルモンのバランスは着床後に変化するため、おもに黄体期~生理予定日前を見ていきます。

おりものの量が多い、水っぽいなど

普段の生理周期では、黄体期に入るとおりものは一旦減ります。しかし受精から着床に至り、妊娠が成立した場合は、おりものの量が維持されやすいという特徴があります。

着床をきっかけに、女性ホルモンのバランスは、妊娠を維持するためのものへと移行していきます。普段は異なる時期におりものに影響を与えているプロゲステロンとエストロゲンですが、着床後の黄体期以降はどちらも増加していきます

すると、おりものの量は増えやすくなり、状態も、普段の黄体期とは違った変化を見せるのです。たとえばいつもの生理前ではドロッとしている傾向なのに、エストロゲンの影響で水っぽくなる…といったこともあります。

ただし、上記の例とは逆に「いつもはおりものが増えるタイミングなのに減っている」という違和感から妊娠を察知するひともいます。そうした異変に気付くには、自分のおりものの変化を日頃からよくチェックしておくことが大切でしょう。

おりものに色がついている

着床出血というものの影響で、妊娠超初期のおりものには色がつくことがあります。着床は受精後9~10日後に起こるとされており、これは黄体期にあたります。

受精卵が着床を安定させるために、絨毛という根を伸ばす際、子宮内膜からは微量の出血が起こります。この血液は自然に体内に吸収されていきますが、なかにはおりものに混ざって排出される場合もあります。

この着床出血が起こるかどうか、また出血量についても個人差が大きく、それによって色の様子は変わってきます。生理と勘違いしてしまうほどの鮮血から、うっすらとピンクや茶色に色づく程度まで、人それぞれです。

出血に気づかない程度のことが多いので、妊活中のひとは、黄体期のおりものに色がつかないからといって、それだけで気落ちしないでくださいね。

妊娠したはずなのに出血…生理が来た!?そんなときに考えられる3つの可能性

おりもの以外に思いあたる妊娠超初期症状はある?

いつもとは違うおりものの状態になったら妊娠している可能性はありますが、産婦人科での検査や妊娠検査薬を使うまでは、確実に断定することはできません

少しでも判断材料を増やしたいときは、ほかの妊娠超初期の特徴と照らし合わせてみましょう。

たとえば基礎体温なら、妊娠している場合は生理予定日が近づいても下がらず高温期が続くという特徴があります。妊活中は毎日こまめに記録しておくと、検査前での予測に役立つでしょう。

そのほか発汗、食欲・味覚の変化、頭痛、下腹部痛、異常な眠気など、妊娠超初期にはさまざまな症状が組み合わさることが多いので、どれだけ当てはまるか確認してみることをおすすめします。

【医師監修】妊娠超初期症状はいつから兆候が出る?体に現れる19個の症状とこの時期の注意点をまとめました

妊娠検査薬はいつから使える?

薬局などで市販されている妊娠検査薬では、生理予定日の一週間後に使わないと正確な判定が行えません。生理が来なかったからといって、生理予定日にすぐさま調べるといった使い方はできないのです。

では、なぜ生理予定日から一週間も待たないといけないのでしょうか?

一般的な妊娠検査薬は、着床をきっかけに増え始めるhCGホルモンの値が50mlU/mlになると、陽性反応を示します。このホルモンの分泌スピードには個人差があるため、多くの人で正確な反応を得やすい時期として「生理予定日の一週間後」が推奨されているのです。

妊活や不妊治療を行っている女性の中には、生理予定日の1週間後まで待てないという人もいることでしょう。その場合は「早期妊娠検査薬」を使うことをおすすめします。早期妊娠検査薬では尿中のhCGホルモンの値が25mlU/mlになると陽性反応が出るため、生理予定日から使うことができるのです。

ただし妊娠超初期では化学流産も起こりやすいため、妊娠を早く知るほど幸せとは限りません。化学流産のほとんどは受精卵の染色体異常などが原因となりますが、赤ちゃんが流れてしまったことを知ってしまうと、どうしてもママは自分を責めてしまいがちです。

早期妊娠検査薬や妊娠検査薬の使用時は、本来知らなくていい悲しみが発生する可能性も含めてよく考えましょう。

妊娠検査薬はいつから反応する?フライング使用をせずに正確な判定を出す方法

こんなおりものには要注意!

おりものに通常の生理周期とは異なる変化が出ていた場合は、病気の可能性も考えられるため注意が必要です。

カンジタ膣炎

白くボソボソとした酒かす状、あるいはヨーグルト状のおりものが続き、外陰部にかゆみを感じているなら、「カンジダ膣炎」が疑われます。

膣カンジダはもともと膣内にいる常在菌で、健康であれば悪さをすることはありません。ですが、次のような原因で増殖してしまうことがあります。

  • 過労、ストレス、睡眠不足などによる免疫力の低下
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 膣や外陰部を洗いすぎるなどして、自浄作用が弱くなった

このようにして膣カンジダが増殖すると、膣炎を発症してしまうのです。

性感染症

黄色あるいは黄緑色、または膿状のおりものが見られる場合は、性感染症が疑われます。

細菌感染が原因の病気には、淋病性器クラミジア感染症細菌性膣炎骨盤腹膜炎などの可能性があります。

さらに黄色または黄緑色のおりものが泡混じりで、悪臭がする場合は、膣トリコモナス症が疑われます。外陰部にかゆみを伴い、パートナーも含めて病院での治療が必要です。

その他の可能性

ピンクや茶色のおりものが続く場合は、次の病気の可能性もあります。

  • クラミジア性子宮頚管炎
  • 淋菌性子宮頚管炎
  • 子宮頚管ポリープ
  • 子宮内膜ポリープ
  • 子宮筋腫
  • 子宮頸がん
  • 子宮体がん

気になる症状がある時には、素人判断せず、必ず婦人科を受診して検査しましょう。

普段からおりものの変化を把握しておこう

ここまで紹介してきたように、生理周期によっておりものが違うのは、まったく不思議なことではないのです。そして、そのような変化を把握しておき、妊娠をすぐに察知できれば、授かった赤ちゃんの健康にもそれだけ早く配慮していくことができます

たとえば次のようなことに気遣っていけるでしょう。

  • 禁酒禁煙を早く始められる
  • 赤ちゃんに害のある成分を避けることができる
  • つわりが始まる前に、栄養バランスを整えられる

また最近注目を集めている「福さん式排卵日特定法」では、おりものや子宮口の状態をチェックすることで、排卵期を知ることができます

そのほか、子宮の病気や性病、胃腸の不調などの一症状として、おりものに異変があらわれることもあります。

普段から自分のおりものの変化に気をつけて、体調管理や妊活に役立てましょう。

妊活に役立つ!?福さん式排卵日特定法について教えて!

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